乳がんにおける再発予防

乳がんの再発は手術後2、3年もしくは5年前後くらいに起こることが多いものの、10年から20年を経過してから再発することもあります。
乳がんは遠隔転移してしまうと予後は不良となり根治が難しいケースがあります。
※参考資料:日本乳癌学会編. 患者さんのための乳がんガイドライン 2019年版 金原出版: 144, 2019

乳がんの再発しやすい臓器、5年生存率(ステージ別)

乳がんにおける基本情報

■再発しやすい臓器・部位

乳がんにおける再発しやすい臓器・部位は骨、肺、肝臓、脳と言われています。 また、他のがん種と異なり、乳がんの再発リスクは10年後もあると言われています。

■ステージ別の5年生存率

乳がんにおける5年生存率はステージ別で以下の数値となります。
ステージⅠ:96.9%
ステージⅡ:88.0%
ステージⅢ:83.3%
ステージⅣ:40%
となっており、
早期発見治療を行うことで比較的完治が望めるがん種ですが、ステージⅣまで進行してしまうと生存率は急激に低下してしまいます。

乳がんの術後経過観察、術後療法、再発予防

治療後は問診、診察、マンモグラフィ検査が行われます。
乳房温存の場合は放射線療法終了後6か月後以上経過してからマンモグラフィ撮影し、その後は年1回行われます。
再発をきたす可能性の高い場合は治療後3年以内は3~6カ月ごと、4~5年目は6~12カ月ごと、5年以降は年1回の注意深い問診・視触診を行うことが推奨されています。
乳がんにおける一般的な治療は、手術可能なステージⅠ~ⅢA期と診断時は、手術不可能である場合でも術前の化学療法により腫瘍が縮小し、手術可能となった症例では、外科的手術を行い、術後の補助療法は、再発リスクを検討した上で化学療法やホルモン療法など適切な治療法が選択されます。 転移乳がんの場合は完治が非常に難しく、症状緩和、QOLの維持、延命を目的に治療を目的に行われることがあります。

参考資料:
全がん協加盟施設の生存率協同調査
(2011~2013年)
乳癌診療ガイドライン2018年版

乳がん|
がん再発予防としてのがん免疫細胞治療

■乳がんのがん再発について

乳がんは、比較的進行の遅いタイプのものもあります。手術後3年以内に、がんが再発する方もいらっしゃいますけれども、長いと10年以上経ってからがんが再発するようなケースもあります。

がんの再発は、乳房の周囲、あるいは、腋窩(えきか)のリンパ節といった局所的な再発の場合と、肺・肝臓・骨などの遠隔転移によるがんの再発があります。局所的な再発は、再手術することで治せる場合もありますが、遠隔転移や離れた臓器への再発の場合は、治癒させることが難しくなってきます。
したがって、手術後のがん再発予防を十分に行うことが大切といえます。

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■乳がんのがん再発予防として(がん免疫細胞治療の症例)

乳がん患者さんの治療実績があります。
がんの再発予防ではありませんが、この方は、乳房のしこりに気づいていながらも、しばらく放置していたために、診断を受けた時点では、非常にがんが進行していました。

既に、骨・リンパ節・肺などに転移があり、かなり状態は悪く車椅子で来院してきました。その後、本人の希望でがん免疫細胞治療単独治療を実施。治療開始後にはみるみる回復して、在宅酸素療法も半年以内に止めることができました。また、骨の痛みもどんどん回復し、約1年経ったPET-CT検査では、がんは、殆ど消失していました。がん免疫細胞治療を単独で劇的に回復したケースです。

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免疫細胞治療の症例紹介

取材協力:後藤重則
順天堂大学大学院医学研究科客員教授 医療法人社団滉志会理事長
1981年、新潟大学医学部卒業 1989年、新潟大学医学部助手、同年医学博士号取得 帝京大学医学部講師、瀬田クリニック院長